Categories

Nikon Z6へTZE-01(Eマウントアダプター)でSEL85F18を取り付けてみる


| 0 Comments

Photo-2020-05-16-00-56-33_4949.JPG

Nikon Zシリーズ(Z50以降は使用できないそうです)で使用可能なマウントアダプター

これを使用するとZ6へソニー Eマウントのレンズを取り付けてAF、手ブレ補正、Exif情報記録など

通常の純正レンズと同じように動作させることのできると噂のスグレモノです。

ただ、Nikonがマウント情報を公開していない以上、どうしてもリバースエンジニアリング的なところはあるので

動かないレンズもありますし、満足な動きでなかったりすることは覚悟していました。

なのにあっさりとSEL85mmを購入してしまいました。

Z85mmも良かったけど値段が4万円ほど差があるのと、お試し的な感覚だとしてもレンズデザインはソニーのほうが

好きだったので。

Photo-2020-05-16-00-56-32_4940.JPG

レンズ側にマウントアダプター TZE-01を付けるとこんな感じです。

↓結果こんな感じ

Photo-2020-05-16-00-56-32_4943.JPG

ちなみにレンズ筐体についてるファンクションボタンは使えません。

なかなかバランスはいい

Photo-2020-05-16-00-56-32_Adjustments.JPG

肝心の使い心地というと、まぁまぁです。

AFオートエリアで使っていますが、ちょくちょくピントが合わず迷ってしまって戻ってこなくなることがあり、

フォーカスリングを回して修正してやると軽快に動き始めるというように動作をすることがありました。

純正でこれだけ迷ってると酷評されるだろうと思うので、やはりまだまだのところもあるようです。

マウントアダプターの話とはハズレますが、

レンズに関していえばフォーカスプリージングがひどいので動画に使うとピント調整のたびに画面がボワボワッと

収縮するのでイラッとしますね。

と、そんな感じなので、私の中でこのレンズの役割は止まっている被写体のポートレートだったり、スナップ向けに

しておこうと思いました。


Nikon Z6で zhongyi (中一光学)Speedmaster Ⅲ 50mm f0.95を試してみた


| 0 Comments

中一光学 Speedmaster 50mm f0.95のZマウント版を入手しました。

中華メーカーなのでf0.95の大口径ながら比較的安価で手に入るため以前から気になっていました。

大口径レンズを選ぶときに重視しているのが"開放描写が実用的かどうか"ですが、

まったく心配無用でした。

最近のZレンズのような色収差がバッチリ抑え込まれたものであったり、逆光に強いなんてことはまったく無いのですが、

こういうレンズなのでそのあたりはいい味として我慢できるレベルです。

一番の決め手は開放中距離でのピントピークの描写がこの価格では考えられないほど優秀だったことです。

これにより、10m近辺の被写体だけを浮かせた中判写真のような描写が可能です。

pentax67 105mm f2.4にはボケ味や解像度は及びませんがなかなかいい立体感ではないでしょうか。

_DSC8211.jpg

レンズ外観ですが、金属外観なので写真で見るより実物は思ったよりも高級感がありカッコいいです。

ただ、レビューでピントリングが滑らかという声をよく目にしますが、個体差なのか、決まった位置で少し

油圧が重くなるような感覚があったりと(気になるほどではありませんが)極上ではありません。

(中古で購入したものだからかな?もし自分のレンズはそんなこと無いよという声あったらお聞かせください)

ピントリングはめちゃくちゃ回転角が深いので、0.95の浅いピントでも追い込みが楽です。

Photo-2020-05-16-00-56-31_4937.JPG

また、気になっていたZ6とマニュアルフォーカスレンズの相性については全く心配無用でした。

電子接点が無いのでZ6へは50mmのレンズという情報が伝わらないため、手動で設定を入れておく必要があります。

たとえば35mmのマニュアルフォーカスレンズ(電子接点なし)との付け替え時には設定画面から35mmの登録を

呼び出す必要あるようです。私のように所有する電子接点なしレンズが一本であれば設定切り替えは不要です。

そしてこの50mm認識をさせることで手ブレ補正も効くようになります。

また、レンズ装着時にモードが絞り優先でもマニュアルモードとなり、ピントピーキングも自動で有効になります。

動画撮影に関してもあまり早い被写体でなければ意外とマニュアルもイケるなと感じました。

たとえばピントピーキングを使えば地面のどの位置にピントがあっているかわかるので目安がつけやすく

あらためてミラーレス+マニュアルレンズの相性の良さを実感しました。

重量が770gあるのでずっしりと重いですが、それでもスナップには持ち出したいと思わせてくれるレンズ。

コスパいいので悩んでる人は考えてみてもいいと思います。