第二回は徳島県側の見どころ【かずら橋】からです。
【2013/5/25追記】
この国道439号線のページ、アクセス数がすごいので写真だけアップして放置ももったいないって思ってたんですが、
ようやく書く気になりました。写真も増量しました。
やっとここで438と分離です。酷道好きの僕にとっては438も制覇してみたかったのですが、時間的に無理でした。
しばらく下っていくとかずら橋に到着。あたりは暗くなってきていたので急いで渡りました。
こうやってみるとしっかりしてそうな橋ですが・・・
こうやってみると、いかに心許無いかわかりますね。子供の足なら丸々抜けてしまうほどスカスカです。
かずら橋の下に降りて一枚。このあたりはかなり山奥なので(?)、「ギャーーーー!」と女性の悲鳴が聞こえてきたりします。
受付の人に聞くと鹿の鳴き声だそうです。すごく気持ち悪い鳴き声でした(笑)
そしてまたしばらく山を下ると・・・
案山子の里!
かずら橋を下った奥祖谷周辺にも案山子の里があります。
こっちのほうがグレードは高く、一軒まるごと案山子に占領されていたりします。
夜が更けていたのでホラー写真色が強いのが残念です。
ギター持った若者もいます。
こえーよ。こえーよーー。
わいわい言いながら案山子エリアを抜け、ここから先は439号で一番過酷な県境エリアです。
県境の京柱峠(きょうばしらとうげ)までの道のりはとにかく過酷(未舗装)で、
この時間帯、空腹感もありとても写真を撮る余裕がありませんでした。
京柱峠へ到着。
ここは昼間だと絶景が広がっているはずですが、夜中なので何にも見えず・・・
しかしヘッドライトを消すと、まるでプラネタリウムを見ているかのような星空に、しばらく見入ってしまいました。
熊が出ると怖いので、車の外に出ようとする妻を引きとめ、車の中からその漆黒の闇に広がる星を堪能しました。
このときはまだ一眼レフを持ってなかったので、いつかあの星空を写真に収めたいですね。
徳島側から439号に入ってから、久々のコンビニです。(初めてかも)
空腹で疲れきっていた僕たちにはこのデイリーがどれだけ眩しかったことか。
とりあえずここで非常食を購入し、向い側にある喫茶店loftで夕食を食べました。
その様子はこちら → Loft - spot
そして長かった一日目は、"道の駅さめうら"での車中泊で終わりました。
次回は高知県中村市までの道のりをお届けします。
過去の記事はこちら↓
TEAM酷道さんのホームページに魅せられてとうとう行ってきました。国道439号 通称ヨサク。
ルートはこんな感じです。瀬戸大橋を渡って四国入りし、徳島県側から高知県中村市へ抜ける壮大なドライブです。
徳島駅前からの総延長はなんと335km。そこらの高速を走るのではなく、管理が行き届いてない山道を含んだ一般道335kmです。
googleさんは9時間42分かかると仰ってます。ぶっ続けでは走れないので2日間かけました。
ちなみにまったく計画らしい計画はなく、宿なんか取れそうもないし、どこで体力が尽きるかわからないので車中泊用にふとんを積んでました。これのおかげで寝床だけは快適でした。しかし、もう二度とこんなことをすることは無いでしょう。一回で腹いっぱいです(笑)
さてそれでは見ていきましょう。
まずはせっかく徳島に来たんだから徳島ラーメンを、ということで王王軒で腹ごしらえをしました。
その様子はこちら⇒ 王王軒 (徳島ラーメン) - Spot
腹ごしらえが済んだら目指せ高知県!
このあたりで439号に接続される438号が見えてきます。時刻は14時前後だったでしょうか。この時点ではウキウキしてます。
っと、画像を貼りたいのにあまり撮ってないみたいです(汗)
ということで一気に438号に入ったところから紹介します。
全然酷道レポートになってませんが、道のそばを流れる川の綺麗さに見入ってしまいました。
四国山地というだけあって延々と山です。山には集落がぽつぽつとありますが、立地条件から考えてかなり不便なんじゃないでしょうか。
おっと! おばあちゃん危ないでっせ~。
と、思ったらただの案山子でした。 ・・・ん~ ただの案山子ではないですね。これは凝りすぎ(笑)
ちなみに後ろの作業服の方も案山子さんです。
もうここまできたら笑うしかありません。
どこのどなたがこんなユニークな事を考えたのかはわかりませんが、ほんとに素晴らしい出来です。
案山子なのに、こんなに表情が優しくてぬくもりがあるのもポイントです。作った方の気持ちが感じとれます。
が、しかし!
こんなファックミーな格好にされているおじいちゃんおばあちゃんもいました。たぶん子供のいたずらでしょう。けしからんです。
ちなみに場所は木屋平中学校と木屋平小学校の中間点にあります。
今日中にかずら橋に行きたかったので早々と立ち去りました。
ここはかなり標高が高く、写真ではなかなか伝えられませんが、本当に息をのむほど高い場所です。下に見えるのは位置的に猿渕滝かな?
舗装もこのあたりになってくるとひび割れや剥げた場所が多くなってきます。道幅も狭く、対向車が来るたびにバックして3回も道を譲りました。それにしてもこの岩すごくないですか!? 水墨画で描かれてそうな形をしています。これはもともとこうだったのか、掘って道を作ったのかが気になります。
次回へつづく・・・